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2024/10/15 16:09

株式会社川島織物セルコンは、きものの帯への尊敬と感謝の念を表す「帯供養」を2024年11月23日(土)に寂光山 常照寺(京都市北区)で行います。「帯供養」は、きものの帯の製造を手掛けるメーカーとして帯への尊敬と感謝の念を表すとともに、きものに触れる機会の創出も目指しており、今般、帯供養への参列者と供養対象の帯を募集します。

常照寺 𠮷野門 提供:寂光山 常照寺

帯供養には、

・お使いの帯を今後も愛用いただくための供養(帯への感謝)

・長い間使ってきた帯を手放す際の供養

・帯を次の方に安心して使っていただくための供養

の3つの考え方があり、現在お使いの帯を今後も使用したい方、また帯を手放すことをお考えの方、帯を次の使い手へとつなぐことをご希望の方に向けて開催しています。


昨年「帯供養」の様子

寂光山 常照寺は、書家・陶芸家・漆芸家などとして知られる本阿弥光悦とその養子・光瑳により建立された寺院。諸芸能に秀でた二代目𠮷野太夫にも所縁があり、境内には二代目𠮷野太夫が寄進した山門「𠮷野門」やお墓があります。また、京都の紅葉の名所としても知られています。

今年の帯供養では、初の試みとして、紅葉の美しい秋に開催します。また供養対象の帯は、当社製(川島織物ブランド、じゅらくブランド)、他社製を問わず、広く募集します。帯の写真での供養も可能です。供養の募集は申込みフォームにて行います。(※ご応募は一般の方に限らせていただきます)。また、供養対象の帯が無くとも本行事にご参加いただけます。きもの姿の映える、寂光山常照寺の美しい紅葉とともに思い出に残るひとときをお過ごしください。

川島織物セルコンは、これからもきもの文化の発展を願うとともに、帯の新しいあり方を探求していきます。

■寂光山 常照寺住職・奥田正叡氏より「帯供養」開催に寄せて


きものの帯は、さまざまな人の手を経て、製品が出来上がります。人間の先祖を弔うことに「供養」という言葉を使いますが、帯に対する供養というのは、帯が出来上がるまでの、さまざまな生き物のいのちや人の想いに対し感謝の意を表すことです。常照寺の紅葉はとても美しく、特に境内に敷き紅葉が広がる頃の夕方の黄昏の雰囲気は素晴らしいです。ぜひ、お越しください。

■「帯供養」募集要項

供養をご希望される帯または写真(プリント費用はお客様負担)をご持参のうえ、ご来場ください。供養対象の帯は、川島織物セルコン製(川島織物ブランド、じゅらくブランド)以外も歓迎です。
※ご参列のみのご参加も可能です。
※応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。

日時2024年11月23日(土)14時00分~(受付:12時45分~13時30分)
場所寂光山 常照寺(現地集合)
参加費¥1,000(税込)(拝観料、抹茶・和菓子付き)
持ち物供養対象の帯または写真(プリント費用はお客様負担)、数珠
服装自由 ※お希望の方は、ぜひきものでお越しください
募集期間10月10日(木)~ 11月10日(日)
応募方法下記、申し込みフォームよりお申込みください
申込みフォーム
当選連絡ご当選の方には、11月12日(火)17時までにメールでご連絡します。

■授与品 帯供養参列記念のお札(¥1,000)のご案内


帯供養したことを証明するお札です。ご希望の方にのみ授与します。
供養に参加された方の家内安全や身体健全など幅広く祈願したものになります。
名入れも可能です。ご希望の方は、 申込みフォーム よりお申込みください。

※ご不要になったお札は、常照寺宛にご郵送ください。無料で供養させていただきます
※こちらは参加費とは別途料金となります

寂光山常照寺について

江戸時代の1616(元和2)年建立の寺院。書家・陶芸家・漆芸家などとして知られる本阿弥光悦とその養子・光瑳により建立された「法華の鎮所」が起源とされる。二代目𠮷野太夫の寄進した𠮷野門やお墓があることでも知られている。

住所京都市北区鷹峯北鷹峯町一番地
アクセス公共交通機関でお越しの場合

・京都駅より 京都市バス6号系統(佛教大学・玄琢行き) 鷹峯源光庵前 下車 徒歩2分(所要時間約40分)
・地下鉄「北大路」より 京都市バス北1号系統(佛教大学・玄琢行き) 鷹峯源光庵前 下車 徒歩2分(所要時間約25分)

▼お車でお越し場合
・京都駅より 約30分
・地下鉄「北大路」駅より 約10分
※駐車場は限りがあります。近隣のパーキングをご利用ください。