川島織物 和装公式オンラインショップ

BLOG

2024/02/22 16:51



奈良時代初期に中国から伝来した梅は、厳寒の中で他の花に先駆けて香高く咲くことから、「百花のさきがけ」と呼ばれ、春を告げる花として人々に愛されてきました。

 

寒さの中で忍耐強く咲きたくさんの実をつける梅を文様化した梅文様は、忍耐力や生命力、不老長寿、子孫繁栄などの意味を持つ縁起のいい吉祥文様のひとつです。

 

古くから着物や帯の柄として意匠化されており、上から見た梅の花の形をシンプルに表現した可愛らしい印象の「梅鉢」は小紋に、


松や竹と組み合わせて構成された「松竹梅」は、格調のある留袖や訪問着などの礼装によく用いられます。

 

他にも和菓子のデザインなどでもよく見られる「ねじり梅」や、梅の枝をまっすぐに立てて並べた「槍梅」など、様々な表現で親しまれています。

 

また、学問の神様として知られる菅原道真がこよなく愛したとされているため、道真公を祀る天満宮の社紋としても有名。

 

京都には梅の名所が多くありますが、そのほとんどで見頃を迎えており、満開に咲き誇るようすを楽しむことができますよ。


みなさんも梅文様の意味を思い出しながら、一足先に春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。